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金融緩和終了後のポートフォリオ運用

金融緩和終了後のポートフォリオ運用

フランクリン・テンプルトンの運用責任者は、金融市場にゆがみが生じるという前例のない時期から脱却する中で、投資機会は国や資産クラスによってより異なるものとなり、以前は見過ごされていた国や資産クラスが注目される可能性があると考えています。来年の見通しについて楽観的になることができる理由と投資機会について、フランクリン・テンプルトンの運用責任者による見解をご覧いただけます。

2018年がピークの年となるのか?運用責任者による今後の見通し

エド・パークス: 米国の力強いファンダメンタルズに下支えされ、世界経済は2019年も堅調な勢いを保つ可能性があると見ています。2018年は、世界経済の同時成長に対する悲観的な見方が増えたことで、金融市場のボラティリティは再び高まりました。しかし、経済成長のトレンドは依然概ね良好であり、各国の経済成長のかい離は、市場が懸念するネガティブな材料にはならない可能性があると考えています。

ステファン・ドーバー: 来年のグローバル株式のパフォーマンスは限定的なものとなりそうです。米国の減税や公共支出拡大による大規模な財政刺激効果が薄れるに連れ、米国の企業収益や世界経済は2018年の水準を維持することが難しくなる可能性があります。しかし、米国と他の国々の企業収益や経済ファンダメンタルズの格差は縮小してきており、投資機会をグローバルに見出すことができると考えています。

マイケル・ハッセンスタブ: 総じて、投資家が慣れ親しんできた過去10年の世界の状況は、永遠には続かないということを認識することが重要であると考えています。2019年は、金融緩和が縮小するに連れ、米国金利は上昇し、様々な資産価格が調整されると考えています。

見解:米国のトレンドを上回る経済成長、落ち着いたインフレ率、完全雇用に近い労働市場の状況はしばらく続き、米国が景気後退局面に転じるのは、数四半期先とみています。詳しくはこちらをご覧ください。

株式市場においてリターンの獲得が難しくなるなか、市場の関心が低かった銘柄が新たに注目される可能性

ステファン・ドーバー: 世界の株式市場の中で、市場の関心が低かった分野の多くにおいて投資機会が現れ始めています。貿易戦争が中国経済に与える影響に関する報道は、多くの中国株への投資家を不安にさせていますが、今日の中国の経済成長は、貿易よりも国内消費によって、よりけん引されていると考えています。

南米諸国もまた新たな可能性があるとみています。ブラジルの新大統領に選出されたジャイル・ボルソナロ氏は過激な政治発言の一方で、より正統的な経済政策への回帰を示唆しています。

見解: 米国の経済成長が鈍化し、地政学的な問題や貿易摩擦問題がくすぶる中、世界の株式市場で容易にリターンを得られる時代は終わりを迎えそうですが、金利上昇の環境において、いままで市場の関心の低かった株式や地域が新たに注目されることで、世界の株式市場の牽引役が変わる可能性があると考えています。詳しくはこちらをご覧ください

量的緩和(QE)後の金利上昇局面に対する分散投資

マイケル・ハッセンスタブ: 世界金融危機がピークに達した2008年から10年が経過し、市場では米連邦準備理事会(FRB)による大規模な量的金融緩和策(QE)で生じた資産価格の歪みの修正が始まったばかりです。当初、金融危機の間において市場を安定させるために実施されたQEは、市場を回復させるための数年間の限定的な介入に留まらず、その規模は拡大し継続的な政策となりました。

QEは債券利回りを低下させ、資産価格を上昇させることに成功し、資本コストが人為的に抑制されるなか、多くの投資家の資金がリスクの高い資産に向かいました。しかし、QEの継続は、現在の債券や株式の価格の歪みにつながった一方、借り入れは拡大し、低金利の継続と「最後の買い手」であるFRBの資産購入プログラムが永久に続くだろう、との油断した見方につながりました。

見解: 2019年は、米国国債や他の資産クラスの同時安に対して備えがない投資家は予期せぬリスクにさらされる可能性があると考えます。詳しくはこちらをご覧ください

本稿に登場する運用責任者

トピックペーパー

2019年グローバル
投資環境見通し

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リスクについて

すべての投資はリスクを伴い、元本を割り込む可能性もあります。債券価格は通常金利と逆方向に変動します。そのため、ポートフォリオで保有する債券の価格が金利上昇の影響を受け変動した場合、ポートフォリオの価値は低下する可能性があります。外国証券への投資には為替変動、経済および政局の不透明感など特別なリスクを伴います。新興国市場の投資では、同じ要因に関連してのリスクが増大する一方で、市場規模や低流動性に関連したリスクや証券市場を支える法制度、政治・経済構造、社会基盤の未整備といったリスクも伴います。このような投資においては、大幅な価格変動が発生する場合があります。高利回りは、低格付け証券や、場合によっては、証券の価格低下に伴う高い信用リスクを反映します。金利変動は証券価格や利回りに影響を及ぼす可能性があります。株価は、個別企業、特定の産業、業種、市場環境全体などの影響により急速かつ大幅に変動する場合があります。米国国債は償還日まで保有した場合、元本および利払いが保証されます。

重要事項

当資料は発行時点の著者の分析および意見を反映したもので、フランクリン テンプルトン インベストメンツの他のポートフォリオ・マネージャー、運用チームあるいは運用プラットフォームの意見とは異なる可能性があります。当資料は一般的な情報提供のみを目的としたものであり、個別の投資助言または証券の売買、保有、または投資戦略の採用に関する推奨や勧誘を行うものではありません。また法律上、税務上の助言を構成するものではありません。

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