不透明な投資環境下でも最高値を更新するオーストラリア株の投資魅力
2025年の世界の金融市場は、トランプ政権による朝令暮改の政策がもたらす不確実性により、大きく揺れ動いています。こうした先行きの見えにくい不透明な投資環境の中、米国以外の安定した投資先を求める投資家の間でオーストラリア株への関心が高まりつつあります。
2025年初来のオーストラリアの株価は、米国株と比較して安定した回復基調を維持しており、6月には今年2月につけた史上最高値を再度更新しました(図1)。また、資金フローについても、米国株への資金流入ペースが鈍化する一方で、オーストラリア株への資金流入は拡大傾向にあります(図2)。
内需主導の安定した経済成長が期待されるオーストラリア
- 2025年6月に公表された経済協力開発機構(OECD)の最新予測では、貿易政策の不確実性などを背景に、米国の2025、26年の経済成長率は3月の見通しからそれぞれ0.6pt、0.1ptと大きく下方修正となりました(図3)。
- 一方で、オーストラリアの2025年の経済成長率は+1.8%と米国を上回り、2026年も安定した成長が予想されています。また、人口の増加などを背景に、長期の視点でも米国を上回る高い経済成長が予想されています(図4)。
短期の視点:オーストラリアのトランプ関税リスクの低さ
- 主要国の米国向け輸出額の名目GDP比率を比較すると、オーストラリアは0.8%と主要国の中でも対米輸出への依存度が特に低いことが分かります(図5)。加えて、オーストラリアは米国にとっての貿易黒字国であることや、輸出額全体に占める米国の割合はわずか5%しかないことからも(図6)、トランプ関税リスクは低いと考えられます。
- また、レアメタルやウランなどの重要鉱物資源という交渉カードを有していることからも、今後、オーストラリアと米国の通商関係が悪化するリスクは低いとみられます。
長期の視点:人口が支える力強い内需
- オーストラリアの人口増加率は、米国やインドよりも高くなることが予想されています(図7)。
- その背景として、自然増加だけでなく、国外からの移民の流入が大きな増加要因となっています。世界トップクラスの教育環境や相続税・贈与税がない税制上のメリット、相対的に高い賃金などが世界中から富裕層をはじめとする魅力ある人材を惹きつけています(図8)。
当資料に関するご注意
- 当資料は、フランクリン・テンプルトン・ジャパン株式会社(以下「当社」)が情報提供を目的として作成したものであり、金融商品取引法に基づく開示書類ではありません。また、投資勧誘を目的とするものではありません。
- 当資料は、当社が信頼性が高いと判断した各種データ等に基づいて作成したものですが、その完全性、正確性を保証するものではありません。
- 当資料に記載されたグラフやデータ等は、過去の実績または予測であり、将来の市場環境の変動等を示唆あるいは保証するものではありません。
- 当資料の内容は作成時点のものであり、将来予告なく変更されることがあります。
- 当資料に指数・統計資料等が記載される場合、それらの知的所有権、その他一切の権利は、その発行者に帰属します。
- 当資料は当社の許可なく複製・転用することはできません。
- フランクリン・テンプルトン・ジャパン株式会社(金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第417号) 加入金融商品取引業協会:一般社団法人投資信託協会 、一般社団法人日本投資顧問業協会、一般社団法人第二種金融商品取引業協会
ご注意事項
- 当資料は、説明資料としてフランクリン・テンプルトン・ジャパン株式会社(以下「当社」)が作成した資料です。
- 当資料は、当社が各種データに基づいて作成したものですが、その情報の確実性、完結性を保証するものではありません。
- 当資料に記載された過去の成績は、将来の成績を予測あるいは保証するものではありません。また記載されている見解、目標等は、将来の成果を保証するものではなく、また予告なく変更されることがあります。
- この書面及びここに記載された情報・商品に関する権利は当社に帰属します。したがって、当社の書面による同意なくして、その全部もしくは一部を複製し又その他の方法で配布することはご遠慮ください。
- 当資料は情報提供を目的としてのみ作成されたもので、証券の売買の勧誘を目的としたものではありません。