本ページの内容は、フランクリン・テンプルトンの海外拠点におけるケイパビリティの紹介であり、日本では提供していない資産クラスと戦略も含まれます。
概要
長年にわたり、多くの投資家は、プライベート市場への投資機会を十分に得られない状況にありました。高額な最低投資額、資産・所得に関する基準、オペレーション上の課題などにより、従来、プライベート市場への投資は主に機関投資家や超富裕層に限られてきました。
フランクリン・テンプルトンは、より多くの投資家が重要なリターンの源泉としてプライベート市場に投資できるよう、その障壁を引き下げるためにこのプラットフォームを構築しました。フランクリン・テンプルトンは、より幅広い投資家の皆さまにプライベート市場へのアクセスを広げ、ポートフォリオの分散と最適化をサポートします。
40年以上
プライベート市場投資の経験
2,830億米ドル
プライベート市場の運用資産残高
500名超
プライベート市場の運用プロフェッショナル
幅広い資産クラスの運用力
投資家が求めているのはソリューションです。そのため、コンサルティング型のアプローチを通じ、ポートフォリオ全体の成果を見据えた運用力を提供することが重要です。フランクリン・テンプルトンのプライベート市場プラットフォームは幅広い資産クラスを網羅しており、顧客ニーズに応じて柔軟に対応できる専門性を備えています。
プライベート・エクイティは、成長を続ける市場への投資機会を提供し、公開市場と比較して、より高いリターンを獲得できる可能性があります。
プライベート・クレジットは、従来の債券投資に代わる選択肢を提供するとともに、ポートフォリオの金利感応度を抑える効果も期待できます。
プライベート実物資産(不動産やインフラ等)は、社会に不可欠なサービスや長期にわたり利用される資産への投資機会を提供します。
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プライベート市場に関するよくあるご質問
プライベート市場への投資とは何ですか?
プライベート市場とは、証券取引所等の公開市場で取引されていない資産への投資を指します。これには、非公開企業の持分に投資するプライベート・エクイティ、非公開企業への融資であるプライベート・クレジット、不動産やインフラなどのプライベート実物資産が含まれます。
公開市場で取引される株式や債券とは異なり、プライベート市場への投資は一般に保有期間が長くなる一方、より高いリターンを得られる可能性があります。
プライベート市場への投資と公開市場への投資には、どのような違いがありますか?
株式や債券などの公開市場への投資は、透明性の高い価格形成のもと、取引所で日々売買することができます。
一方、プライベート市場への投資は公開市場では取引されず、通常は数年間にわたる保有が必要となるほか、最低投資額が高く設定される場合があります。流動性が低いことと引き換えに、長期的にはより高いリターンを得られる可能性があります。
プライベート市場への投資は、伝統的なポートフォリオの中でどのような役割を果たしますか?
プライベート市場への投資を伝統的な株式・債券ポートフォリオに組み入れることで、分散効果、より高いリターンを得られる可能性、公開市場では得られない独自の投資機会へのアクセスが期待されます。
プライベート市場への投資は、過去、公開市場との相関が低い傾向を示してきたことから1、ポートフォリオ全体のボラティリティの抑制にもつながる可能性があります。プライベート市場に一定の割合を配分することで、長期的なポートフォリオの運用成果が改善する可能性があります。
フランクリン・テンプルトンは、どのようなプライベート市場への投資機会を提供していますか?
フランクリン・テンプルトンでは、主に3つのプライベート市場分野で投資機会を提供しています。
プライベート・エクイティには、プライベート・エクイティ・セカンダリー投資、共同投資、選別的な新規プライベート・エクイティ・ファンドへのコミットメントなどが含まれます。
プライベート・クレジットには、ダイレクト・レンディング、アセット・ベースド・ファイナンス、不動産デットなどが含まれます。
プライベート実物資産には、商業用不動産やインフラへの投資などが含まれます。
これらの戦略は、投資家それぞれの投資方針や流動性に関する多様なニーズに対応できるよう、さまざまな形態を通じて提供されています。
プライベート市場への投資には、どのような主なリスクがありますか?
主なリスクは、流動性が限定的なことです。一般に投資資金は長期間(7~10年以上)にわたり拘束され、売却できる機会が限定される、あるいは売却できない場合があります。
また、公開株式のように日々価格が付けられるわけではないため、評価に不確実性が伴うほか、投資対象となる企業や資産について一般に入手できる情報も限られています。
さらに、こうした投資には事業リスクや市場リスクも伴い、元本を失う可能性があります。
プライベート市場には、どの程度の資産を配分すべきですか?
多くの機関投資家は、ポートフォリオの10~30%をプライベート市場に配分していますが、適切な配分比率は投資家それぞれの状況によって異なります。
配分を検討する際には、投資期間、流動性ニーズ、リスク許容度、財務状況全体などを考慮する必要があります。まずは低めの配分から始め、投資に慣れるにつれて徐々に配分を増やしていくことが賢明な場合もあります。
投資家はどのようにプライベート市場へ投資できますか?
フランクリン・テンプルトンでは現在、インターバル・ファンド(定期的に換金機会を設けるファンド)、テンダー・オファー・ファンド、私募REITなど、さまざまなファンド形態を通じてプライベート市場に投資することができます。
こうした新しい投資ビークルでは、従来型のプライベート市場ファンドと比べて最低投資額が低く設定されておりますが、最低投資額や具体的な条件はファンドによって異なります。
プライベート市場への投資には、どのような手数料がかかりますか(例:“2 and 20”[運用管理報酬2%+成功報酬20%])?
従来型のプライベート市場ファンドでは、一般に年間1.5~2%程度の運用管理報酬に加え、一定の基準を上回る利益に対して15~20%程度の成功報酬が課されます。
一方、近年のインターバル・ファンドやテンダー・オファー・ファンドでは、手数料体系が比較的シンプルになっており、年間の総経費率は通常2~3.5%程度です。ただし、一部のファンドでは、ドローダウン型ファンドと同様の成功報酬体系が設けられる場合もあります。
手数料体系の全体像を把握するため、各ファンドの目論見書を確認することが重要です。
投資家はプライベート市場のファンド、運用会社、商品形態をどのように評価すべきですか?
投資家は、運用会社の運用実績や経験、ファンドの投資戦略と自身の投資目的との適合性、手数料や流動性に関する条件などを評価する必要があります。
また、投資に伴うリスクを十分に理解するとともに、想定される投資期間が自身のニーズに合っているかを確認することも重要です。こうした点を検討する際には、プライベート市場に精通したコンサルタントに相談することも有効です。
現在のプライベート市場をけん引しているトレンドや投資機会には、どのようなものがありますか?
プライベート市場は、いくつかの大きなトレンドから恩恵を受けています。
新たなファンド形態によってアクセスが拡大しているほか、銀行が融資を縮小する中でプライベート・クレジットが急拡大し、エネルギー転換やテクノロジー分野では大規模なインフラ投資需要が生まれています。
プライベート・エクイティは、セカンダリー市場を通じて流動性を提供する新たな戦略の登場により、引き続き拡大しています。一方、不動産も働き方や暮らし方の変化に対応して進化しています。こうした構造的な変化により、プライベート市場全体で多様な投資機会が生まれています。
用語集
プライベート・デット
プライベート・デット・ファンドは通常、非公開企業が発行する債券、ノート(債務証券)、ローンなど、非上場の債務商品に投資します。プライベート・デットは、公開市場への投資と比べて、より高いリターンや投資先に対するコントロールが期待できる一方、流動性は低くなる傾向があります。
オルタナティブ・クレジット
オルタナティブ・クレジットは、比較的流動性の低い投資適格未満の債券セクターに投資します。こうした資産に直接投資することは難しい場合がありますが、専門家が運用する一般的な投資信託などを通じて投資できる場合があります。
アンコンストレインド投資
アンコンストレインド投資とは、ファンドまたはポートフォリオの運用者が、特定のベンチマークに沿って運用することを求められない投資スタイルです。これにより、運用者は幅広い資産クラスやセクターを対象として、柔軟にリターン獲得の機会を追求することができます。
アンコンストレインド戦略は、証券の売買タイミングや手法に関する制約がほとんどない運用手法です。一方、多くのアンコンストレインド戦略では、負担するリスクを一定の範囲内に抑えるため、公式または非公式にボラティリティの目標水準を設定しています。
ヘッジ戦略
ヘッジ戦略(オルタナティブ戦略とも呼ばれます)は、市場でロング・ポジションとショート・ポジションの双方を活用します。代表的な戦略には、ロング・ショート株式、グローバル・マクロ、相対価値、クレジットなどがあります。
市場ベータへの依存を抑えつつ、アルファやリスク調整後リターンの獲得を目指し、ポートフォリオの分散を図りたい投資家に活用されています。
実物資産
実物資産は通常、物理的な実体そのものに価値がある有形資産を投資対象とします。不動産、公共および民間のインフラ、天然資源、貴金属、コモディティなどが含まれます。
プライベート・エクイティ
プライベート・エクイティ・ファンドは通常、公開市場では取引されていない企業の株式に投資し、非公開企業の株式を直接保有します。
伝統的な公開市場への投資と比べて、市場平均を上回るリターンを得られる可能性や投資先に対するより大きなコントロールが期待できるほか、分散投資の選択肢を広げる可能性がある一方、流動性は低くなります。
ベンチャー・キャピタル
ベンチャー・キャピタルとは、高い成長が期待されるスタートアップ企業や中小企業などに投資するプライベート・エクイティの一形態です。
相関
相関とは、2つのデータの動きの関係性を示す統計的な指標です。資産価格が同じ方向に動く場合は「正の相関」、反対方向に動く場合は「負の相関(逆相関)」といいます。
値動きの間に関係性がない場合は「無相関」といいます。
ヘッジ
ヘッジとは、オプションや先物契約など、保有資産と補完的な値動きをする金融商品を利用することによって、投資リスクを軽減または回避することをいいます。
分散投資
分散投資とは、ポートフォリオにさまざまな種類の投資を組み入れることで、リスクの管理を図る手法です。異なる資産や投資手段を組み合わせることで、特定の資産やリスクへの集中を抑えることを目指します。
ロング・ショート戦略
ロング・ショート戦略では、割安と判断する証券を買い持ち(ロング)する一方、割高と判断する証券を空売り(ショート)します。市場下落による影響を抑えながら、市場全体を上回る運用成果を目指します。
グローバル・マクロ戦略
グローバル・マクロ戦略では、金利変動や通貨価値の再評価など、複数の市場に影響を及ぼす大きな経済イベントを予測し、さまざまな金融商品を売買します。
運用者は、将来の経済・市場環境に関する大局的な見通しから、具体的な投資対象を選定するトップダウン型のアプローチを採用します。
グローバル・マクロ戦略では、運用目標を追求する中で大きな価格変動が生じる場合があり、比較的高いリスク許容度が求められます。
イベント・ドリブン戦略
イベント・ドリブン戦略は、企業や業界に固有のイベントによって証券価格が変動する機会を捉え、収益の獲得を目指す戦略です。
これには、破綻や事業再編に直面している、またはこれらを経験した企業の債券に投資するディストレスト・デット戦略や、合併・買収、経営陣の交代など、特定の一時的なイベントによる証券価格の変動を捉えるリスク・アービトラージ戦略などがあります。
不動産投資信託(REIT)
不動産投資信託(REIT)は、商業用および/または住宅用不動産に投資する仕組みです。
マルチ・マネジャー戦略
マルチ・マネジャー戦略では、複数の運用会社や運用戦略に投資します。例えば、複数のヘッジファンド運用会社に投資する「ファンド・オブ・ファンズ」などがあります。
コモディティ
コモディティとは、金、銀、小麦、トウモロコシ、豚バラ肉などの原材料や農産物を指します。
一般に重量や数量を単位として取引され、公開市場では現物取引のほか、将来の売買を約束する先物契約などを通じても取引されます。
1.2025年9月30日時点
出所:MSCI Indexes、Bloomberg、ICE BofA Indices、Morningstar、PitchBook LCD、MSCI Private Capital Solutions、Cliffwater、NCREIF、Preqin、Giliberto-Levy、PitchBook、Macrobond。フランクリン・テンプルトン・インスティテュートによる分析。
注記:2015年第4四半期から2025年第3四半期までの米ドル建てトータル・リターンに基づく四半期データの分析。
使用した指数・データは以下のとおりです。株式:MSCI AC World Index、総合債券:Bloomberg Global Aggregate Index (Total Return)、ハイイールド債:ICE BofA US High Yield Index、レバレッジド・ローン:Morningstar US Leveraged Loan Total Return USD Index、プライベート・エクイティ:MSCI Private Capital Solutionsによる米国プライベート・エクイティ・ファンド(全カテゴリー)の検索結果、ダイレクト・レンディング:Cliffwater Direct Lending Index、プライベート不動産エクイティ:NCREIF Fund Index Open End Diversified Core (ODCE) Total Index、プライベート不動産デット:Giliberto-Levy High-Yield Real Estate Debt Index、プライベート・ディストレスト・デット:PitchBookによる米国ディストレスト・デットの検索結果、アセット・ベースド・ファイナンス:Preqinによるヘッジファンド・カテゴリー内のアセット・バックド・レンディング戦略の検索結果。
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リスクについて
すべての投資には、元本割れの可能性を含むさまざまなリスクが伴います。
多くのオルタナティブ戦略への投資は、複雑で投機性があり、重大なリスクを伴うものであり、完全な投資プログラムとみなされるべきではありません。オルタナティブ戦略への投資は、投資する商品によっては流動性が限定される場合があり、投資した全額を失うことを許容できる投資家のみが適しています。
非公開企業を主な投資対象とする投資戦略には、公開企業への投資と比べて特有の課題や追加的なリスクがあります。例えば、投資対象企業について入手可能な情報が限られていることや、一般に流動性が低いことなどが挙げられます。分散投資は利益を保証するものでも、損失を防ぐものでもありません。
不動産投資のリスク
不動産投資には、賃貸物件の稼働率や運営費用の変動、賃料体系の変化などのリスクがありますが、これらに限定されるものではありません。また、これらは地域、州、国または世界的な経済状況によって悪影響を受ける可能性があります。こうした経済状況は、不動産の需給、用途地域規制、賃料規制、不動産税、資金調達の可否およびコスト、環境関連法規などの影響を受ける場合があります。
さらに、不動産投資は、地域固有の問題、政治的混乱、ソブリン債務危機、ならびに地震、洪水、戦争などの大規模災害による無保険損失に起因する市場の混乱の影響を受ける場合があります。資産担保証券やモーゲージ担保証券などの不動産関連証券への投資には、期限前償還リスクおよび償還期間延長リスクが伴います。
プライベート証券への投資リスク
プライベート・エクイティやプライベート・クレジットなどの非公開証券、またはこれらに投資するビークルへの投資は、流動性が低いものと認識する必要があり、リターンが得られる保証がない中で長期にわたる投資が必要となる場合があります。
こうした投資の価値およびリターンは、市場金利の変動、全般的な経済状況、特定の業界における経済状況、金融市場の状況、投資対象となる発行体の財務状況など、さまざまな要因によって変動します。
また、投資先企業がその証券を証券取引所に上場する保証はありません。そのため、一部の投資について確立された流動性の高い流通市場が存在しないことにより、当該投資の市場価値が悪影響を受けたり、投資家が有利な時期または価格で売却することが困難になったりする可能性があります。
ご留意事項
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- ダイレクト・レンディングは、一般的に価格変動が大きく、流動性が低く、デフォルト・リスクが高くなります。多くの場合、投資非適格または無格付けの企業への貸付がリターンの源泉となるため、景気後退時など企業の業績や資金繰りが悪化する局面では、投資元本が大きく毀損し、著しいマイナスリターンとなる可能性があります。
- CATボンドへの投資には、自然災害・事故発生リスク、特定の地域の集中投資リスク、早期償還リスクおよび信用リスク、モデリング会社による自然災害リスク量変更に伴う価格変動リスク等があります。
- 戦略によっては、デリバティブ取引などを積極的に用いてレバレッジ取引を行う場合があります。このようなレバレッジを伴う取引戦略により、当初投資した金額を大きく超える損失を生じる可能性があります。
- 投資リスクはこれらに限定されるものではありません。したがって、投資元本は保証されているものではなく、投資元本を割り込み、損失を被る場合があります。
- 換金制限・換金条件等は戦略により異なります。投資家の皆様が換金を希望する際に、その全額または一部を換金できない可能性があります。
手数料等
- 投資一任契約に係る投資顧問料は、対象となる期間の運用資産の平均時価残高に、上限年率2.2%(税抜2.0%)の料率を乗じて算出した金額とします(一般的な場合)。契約によっては別途、成功報酬をいただく場合があります。成功報酬は運用状況等によって変動するものであり、あらかじめこれを見積もることが困難であるため、その上限額または計算方法を表示することはできません。
- また、投資信託等を組入れる場合、別途、当該投資信託に係る運用報酬・成功報酬等・その他諸費用がかかる場合があります。その他の費用として有価証券等の売買委託手数料等がかかります。売買手数料がない取引であっても取引価格に実質的に売買手数料相当額が加算されている場合があります。各種報酬・費用等は契約内容ごとに異なりますので、事前に詳細を示すことができません。
- ご投資にあたっては契約締結前交付書面等の内容を十分にご確認ください。
